お正月の行事や慣習の意味
お正月の行事や慣習にはそれぞれ意味があります。それについてご紹介します。
年越しそばを食べる理由
そばは細く長いことから「長寿」「健康」などの願いが込められています。さらに、そばは他の麺類より切れやすい為、「一年の不運や災いを断ち切る」という意味もあるようです。
お雑煮を食べる理由
お雑煮は年神さまにお供えしたお餅をいただくための料理で、元旦初に汲む「若水」(わかみず)を使って作るのが正式とされています。
年神さまからいただく年魂が宿ったお餅をお雑煮でいただくことにより、〝新しい年を健康に過ごす″ための生命力をいただくという考え方だそうです。
七草粥は・・・
1月7日は「人日の節句」という五節句のひとつにあたり七草粥はその行事で食べる儀礼食でもあるのです。
人の日である1月7日に七種類の若菜を入れた汁物を食べて無病息災や立身出世などを願う風習がありこれが奈良時代の頃、日本に中国から伝わったのが七草粥の由来とされています。