超音波(エコー)検査のわかりやすい説明(実験)
痛みの引き金になってる部分を
超音波で検査・治療を致しております。
超音波検査の最大のメリットは「症状の可視化」と「深部からの治癒」です。
1)症状の可視化
前回のブログでも記載しました通り、症状をモニターに映し出すことで、損傷や炎症の度合いが鮮明に把握できます。患者様にも客観的に症状を確認しやすくしています。
2)深部からの治癒
例えば、深刻化している肩こりや腰痛などは、マッサージをしてもなかなか改善されない、という経験はありませんか?
慢性的な凝りや痛みは、マッサージをしすぎるとかえって痛みを伴うこともあります。
超音波療法は、深部の温度をあげることで血流をよくしたり、痛みを和らげたり、線維化した筋肉を固まった雪が溶けるかのように、なめらかにほぐしていきます。
身体に負担をかけることなく、より効率よく改善・治癒を行うことができるのです。
難しい話はさておき、ちょっとわかりやすく理解してもらうため、ちょっと面白い実験をしてみました。
ひとめでわかる超音波療法!
実際の人ではなく、身近なものをつかって、超音波療法をおこなってみました!
1)アイスクリームで実験
アイスを買ってきて、それに超音波をあててみました
おわかりいただけますでしょうか?ものの数分でアイスが溶けています。超音波によって(深部が)温められているのです。
2)鶏肉でも実験
アイスクリームが溶けてる画像で、とりあえず「温まってるんだな」というのは理解いただけたと思います。
それでは、どのくらい温まっているのでしょうか。今度は鶏肉で実験してみました。
超音波をあてたときは14度くらいですね。
それが数分経つと20度を超え
さらに続けると33度を超えました。
このように、患部をピンポイントでケアすることで、患者さまにほとんど負荷のかからない状態で
非常に効率的なケアが可能となります。
超音波療法は、捻挫、打撲、肉離れのほかにも、
野球肘・テニス肘その他スポーツ障害や、五十肩、肩こりなどにも非常に有効です。