女性の骨盤の特徴と出産時の骨盤の動き

・横から見ると仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)が男性よりも後ろに出ていて、図で見てわかる様に、女性の骨盤は、上方の骨盤が男性に比べ大きく開き下の小骨盤(1)も高さが低く、下口が広い形をしています。

 

<出産時の骨盤の働き>

・出産時には〝腸骨(ちょうこつ)翼(よく)″が開大することで胎児の頭部が骨盤内に挿入。その後、左右の坐骨間が開大(〝恥骨結合が離開″)そして、尾骨が後方に突出することで骨盤(こつばん)下口(かこう)部が拡大して胎児が娩出(べんしゅつ)されます。

 

<出産後等の腰痛>

妊娠中は特に腹部突出により背骨や骨盤のアライメントが変化し、背中、腰の筋肉の過剰な収縮が〝産後も継続″すると言われています。適切な姿勢の保持と筋機能の改善が重要なポイントです。

 

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